2023年9月22日(金)~24日(日)まで三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにて
F1 ROUND17 『FORMULA1 LENOBO JAPANESE GRAND PRIX2023』日本グランプリが開催されます。
そして今大会に華を添えるのが航空自衛隊ブルーインパルスです。
鈴鹿サーキットのページにて飛行の概要がアナウンスされています
ブルーインパルスとF1のコラボは初めてということもあり見逃せない貴重な機会となりそうです。
今回はそんなブルーインパルス飛来の情報についてまとめてみました。
【在庫僅少】ブルーインパルスと鈴鹿サーキットのコラボ商品が発売!
F1 日本グランプリに航空自衛隊のブルーインパルスが初めて飛来するということで、自衛隊ファンもモータースポーツファンも大いに盛り上がったところですが、今回はそれを記念して鈴鹿サーキットとブルーインパルスのコラボグッズが作成・販売されました。(商標の関係でF1ではなく鈴鹿サーキット)
いずれも9月23日と24日に鈴鹿サーキットにて販売され、人気を博した商品です。
現在一部予約限定販売で購入できるようです。
F1とブルーインパルスのコラボ商品が正規価格で入手できる貴重なチャンスとなります。
ぜひチェックしてみてください!(表示価格は税込み・送料別)
キャップ 航空自衛隊 ブルーインパルス 2023 鈴鹿 F1 フリーサイズ ¥4400 ブルーインパルス 2023 鈴鹿 F1 ステッカー ¥1500 ブルーインパルス 2023 鈴鹿 F1 パッチ¥2000 ブルーインパルス 2023 鈴鹿 F1 パッチ (丸型)¥2000 ブルーインパルス 2023 鈴鹿 F1 タオル¥2000 ブルーインパルス 2023 鈴鹿 F1 Tシャツ \4000 ブルーインパルス 2023 鈴鹿 F1 Tシャツ \4000ブルーインパルスはいつ飛ぶの?
鈴鹿サーキットのイベント情報のページにブルーインパルス飛来についての情報がありました。
フライトは鈴鹿サーキット上空で行われ、F1日本グランプリ観戦券をお持ちの方は鈴鹿サーキット場内から見ることができるようです。
両日とも予定通り飛行展示が実施されました!
ブルーインパルスのNOTAM(ノータム)情報は?
ブルーインパルスのノータム情報は9/23と9/24の2件確認できました。
天候や何かしらの理由による遅延の可能性を考えてなのか、主催者の発表時間よりもノータムの飛行時間帯の方が少し余裕をもってとられています。
ノータム情報によると9/23の飛行設定時間は14:00~15:00となっています↓↓↓
200201 RJAAYNYX
(2198/23 NOTAMN
Q)RJJJ/QWALW/IV/M/AW/000/060/3451N13632E010
A)RJGG B)2309230500 C)2309230600
E)AIR DISPLAY :
1.FLT AREA : WI A RADIUS OF 10NM OF 345036N1363223E
(EXC THE AIRSPACE EAST OF THE LINE CONNECTING THE
FOLLOWING POINTS
350032N1363052E 345120N1363938E 344509N1363931E
344257N1363515E 344102N1363558E)
(APRX QTE/269DEG 7.1NM FM RJGG ARP)
(KAMEYAMA-SHI,SUZUKA-SHI,TSU-SHI,
YOKKAICHI-SHI,MIE-GUN IN MIE,
KOKA-SHI IN SHIGA)
2.USING ACFT: T4 X 6(MAX)
3.WX COND: VMC ONLY
4.RMK: (1)SOURCE/JSDF-A(RJST)
(2)AIR DISPLAY SUSPENDED WHEN FLYING EMERG,SAR AND HOSP ACFT
F)SFC G)6000FT AMSL)
本番となる9/24の飛行設定時間は13:00~14:00となっています ↓↓↓
200202 RJAAYNYX
(2199/23 NOTAMN
Q)RJJJ/QWALW/IV/M/AW/000/060/3451N13632E010
A)RJGG B)2309240400 C)2309240500
E)AIR DISPLAY :
1.FLT AREA : WI A RADIUS OF 10NM OF 345036N1363223E
(EXC THE AIRSPACE EAST OF THE LINE CONNECTING THE
FOLLOWING POINTS
350032N1363052E 345120N1363938E 344509N1363931E
344257N1363515E 344102N1363558E
(APRX QTE/269DEG 7.1NM FM RJGG ARP)
(KAMEYAMA-SHI,SUZUKA-SHI,TSU-SHI,
YOKKAICHI-SHI,MIE-GUN IN MIE,
KOKA-SHI IN SHIGA)
2.USING ACFT: T4 X 6(MAX)
3.WX COND: VMC ONLY
4.RMK: (1)SOURCE/JSDF-A(RJST)
(2)AIR DISPLAY SUSPENDED WHEN FLYING EMERG,SAR AND HOSP ACFT
F)SFC G)6000FT AMSL)
飛行の中心は鈴鹿サーキットのグランドスタンドのあたりになり、そこから半径10NMの円内の飛行となります。
また飛行の際はブルーインパルスの隊員が鈴鹿サーキットに入場し、ナレーションや飛行統制などを行うと思います。
飛行エリアの円をマップに書いてみるとこんな感じです
ノータムの内容を読む限り、中部空港や四日市の工業地帯には接近しないように点線の東側のエリアを避け、円の中心または西よりのエリアを飛行するようです。
ブルーインパルスの飛行経路は?
ブルーインパルスが中部・近畿圏をフライトする際によく利用するのは静岡県浜松市にある航空自衛隊浜松基地ですが、今回も浜松基地を離発着に使用すると予測します。
9/23朝にブルーインパルスが松島基地を出発し、9時頃に小牧基地へ飛来しました。今回は離発着に小牧基地を使用するようです。
上記のノータムと飛行範囲を勘案しますと、仮に浜松基地を利用する場合は離陸後、浜松基地にある浜松タカン(LHT)や知多半島南端にある河和タカン(XMT)付近を経由しながら伊勢湾に進入。津市から鈴鹿市の沖合あたりでセレモニーの時間まで上空待機。 小牧基地を利用することになりました
小牧基地を利用する場合は離陸後、桑名市・四日市西部上空を経由して鈴鹿市付近の陸地又は伊勢湾上空で待機するものと予測します。
飛行経路についてはあくまでも筆者の個人的な予想です。
ブルーインパルスのエアバンド周波数は?
浜松基地を離陸後、浜松基地のコントロールエリアに隣接して鈴鹿市上空までの間には中部国際空港のコントロールエリアがありますので、中部空港のエアバンド周波数をまずはチェックしてみましょう。
ブルーインパルスは自衛隊以外が航空管制をしているアプローチを飛ぶ際などはTCAのUHF周波数を用いることも多いようです。
セントレアTWR | 118.85 126.2 289.9 |
セントレアDEP | 120.0 225.2 227.2 |
セントレアAPP・RDR | 119.175 121.05 125.55 227.2 228.4 245.3 256.1 |
セントレアTCA | 119.25 121.175 318.0 321.2 |
ただし、近くには航空自衛隊の笠取山分屯基地(レーダーサイト)も所在するのでGCIの非公開周波数にコンタクトする可能性もあります。
もしセントレアのATC周波数で感度がなかった場合はUHF帯(AM)の225.0~400.0MHzを100KHzステップでサーチしてみてください。
F1のためのチャーター機が飛来する中部空港も熱い
F1マシンや関係者を載せたと思われる大型のチャーター機にも注目が集まっています。
日本GPの一つ前の開催地となったシンガポールから関係者を乗せたチャーター機が続々飛来。
日本貨物航空のB747や大韓航空のA380なども飛来した模様です。
一部の便は中部空港の発着案内ページでも情報を確認できました。
F1レース開催期間や前後は中部空港からも目が離せませんね。
X(ツイッター)で『F1 チャーター』などと検索すると有志による情報がいろいろと拾えるようです。
中部国察空港公式ツイッターも要チェック。
鈴鹿パーキングエリアではブルーインパルス祭りを開催
ブルーインパルスの鈴鹿サーキット飛来にあわせるかたちで9月23日と24日に、新名神高速道路の鈴鹿PA(鈴鹿パーキングエリア)で「ブルーインパルスまつり」なる催しが企画されているようです。
こちらはF1のチケットをお持ちでない方も楽しめるイベントです
内容としてはオリジナルグッズ販売コーナー・キッズ体験コーナー・戦闘機や航空機模型展示などファンには見逃せない内容となっています。
鈴鹿パーキングエリアは上下線で同じ施設を利用できる上下線集約型のパーキングエリアです。
また、一般道からPAの施設をご利用できるように整備された「ぷらっとパーク」対応のパーキングエリアです。(台数に限りはありますが、高速道路外からの利用に対応した駐車場があります)
9月23日、24日を新名神高速付近を走行される予定のある方は休憩がてらに、周辺にお住まいの方も話のネタに是非立ち寄られてはいかがでしょうか。
イベントの詳細はこちらをごらんください。
出店者のツイッターはこちらです
今回は出かけることはできないけれどブルーインパルスグッズをいろいろ見てみたいというかたにはこちらもぜひ!
F1マシンとT-4(ブルーインパルス)の価格比較!?
ちょっと興味が湧いてきたのでネットでマシンの価格についていろいろ調べてみました。
細かいパーツや維持管理コストなどの細かい部分をのぞき、本当にざっくりとした計算で比較しますと
F1マシンの価格は概算で約7~10億円程度
ブルーインパルスの価格 約23億円
ということでした。
ちなみに航空自衛隊の誇る最新鋭のF-35ステルス戦闘機は諸説ありますが1機あたり100億円近くする代物・・。
やはり桁が違いますね。(下世話な話ですいません・・。)
10月29日(日)には浜松基地にて『エアフェスタ浜松2023』が開催
今回は都合が悪くてブルーインパルスを見ることができない方に、中部圏でもう一度目にできるチャンスが。
来月10/29に浜松基地にて航空祭『エアフェスタ浜松2023』が開催され、ブルーインパルスの展示飛行も予定されています。
浜松基地の公式ページに案内が出されています。
ちなみにエアフェスタ浜松の臨時駐車場の応募期間は10/12~10/17となっているようです。
お出かけを検討されている方はチェックしてみてください。
以上、F-1日本グランプリで飛行するブルーインパルスについてのまとめでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。