2024年5月5日に岩国基地で開催されるエアショー
『第45回海上自衛隊/米海兵隊岩国航空基地フレンドシップデー2024』の公式サイトにて有料観覧席の詳細が発表されました
岩国基地フレンドシップデーのイベント自体の入場料は無料ですが
有料観覧席のチケットを購入すると、特典を色々と享受することができます。
我が家では2023年のフレンドシップデー開催の際に有料観覧席チケットを購入しました。
この記事ではそれらの経験もふまえ、有料観覧席のメリットとデメリットについて解説したいと思います。
写真撮影者用特別有料観覧席券は売り切れとなりました(3/20時点)
一般有料有料観覧席はまだ購入可能です
※ブリーチャーシートとはメンテナンスのしやすい樹脂製のベンチを搭載した、ユニットタイプの移動式観覧席のことです、そちらはすぐに埋まってしまうので、それ以外に地上に並べられたバイプ椅子形式のシートも用意されます(自由席)
2024年のチケットは3月5日午前10時から販売が開始されました
岩国基地フレンドシップデー 気になる有料観覧席チケットの値段は?
2024年岩国基地フレンドシップデーの有料観覧席券は2種類発売されていますが、いずれも発券予定枚数が終了次第、販売も終了となります
有料観覧席のチケットを当日基地内で購入することはできません
一般有料観覧席券
・大人[中学生以上]¥6,500
・子供[小学生]¥6,000 ※未就学児の膝上鑑賞は無料
- 記念品付き
- エリア内に飲食ブース、専用仮設トイレあり
- エリア内での3脚、6インチ又は12.25センチ以上の望遠レンズ付きカメラの使用は不可
写真撮影者用特別有料観覧席券売り切れとなりました
一般有料観覧席の3倍以上の価格設定ですが、一般有料観覧席より確保されている座席数が少ないこともあり、例年こちらのチケットから先に売り切れとなります
大人・子供ともに1人¥20,000 ※未就学児の入場は不可
- 記念品付き
- エリア内に飲食ブース、専用仮設トイレあり
- エリア内での3脚使用や望遠レンズ付きのカメラ使用についての制約なし
抜群の撮影ロケーションが約束されているとはいえ、かなり高めの価格設定です
岩国基地フレンドシップデー 有料観覧席チケットの購入・入手方法
チケットぴあにて岩国基地フレンドシップデーの有料観覧席チケットを購入したい場合は
チケットぴあのサイトにアクセスして会員登録後、希望チケットを購入
↓
その後セブンイレブンで発券してフレンドシップデーの会場に持参
という流れとなります
チケットぴあのサイトで購入・決済手続きが完了している場合は、セブンイレブンでの発券手続きはゆっくりでも良いようです。
ただし当日、岩国基地の会場では購入・発券ができませんので注意してください
チケット購入時にかかる諸費用は?
チケットぴあでチケットを購入する場合、有料席の代金以外に、システム利用用などの諸費用が加算されます。
フレンドシップデー有料観覧席チケットを購入する際にかかる諸費用は以下のとおりです。
ぴあ会員(無料会員)の場合、大人子供の区別なく
- システム利用料 ¥220
- 発行手数料 ¥110
が1枚毎に必要になります
つまり一般有料観覧席のチケットを購入する場合、発行手数料等含めると
【大人の場合】 6500+220+110=6830円
【子供の場合】 6000+220+110=6330円
が必要ということになります
※不明点・問い合わせ等はチケットぴあのサイトよりお願いします
2023年に開催されたフレンドシップデーの有料観覧席の様子は?
2023年に開催されたフレンドシップデーの有料観覧席の様子を撮影した映像がこちらです
雨が降ったり止んだりの天気だと、こういった感じとなります
岩国基地フレンドシップデー 有料観覧席チケットのメリットとデメリット
有料観覧席チケットのメリット
一人当たり 6000円を超えてくる高額なチケット
購入するからにはそれなりのメリットが欲しいところではあります
2023年にチケットを購入して有料観覧席に入った経験を元にメリットについてまとめてみたいと思います
滑走路近くの特等席でエアショーを楽しむことができる
有料観覧席に入ると目の前には ブルーインパルスや曲芸用の航空機、その向こうに滑走路がありました
また地上走行を含めてデモフライト機をクリアに鑑賞・撮影することができます
一般有料観覧席はスタンド席とそれ以外の席に分かれますが、スタンド席は激戦区で、気合を入れて来た方々で早々に一杯になるようです
つまり通常のゆっくとしたペースでの入場であれば、平地に並べられた席を利用することになります
座席の指定は特にありませんでしたが、平地の席の方は前の方から席が埋まっているように見受けられました
椅子に座ってエアショーを楽しむことができる
手ぶらで行って設置された椅子に座ってエアショーを鑑賞できるのも有料席のメリットでしょう
2023年は雨の中の利用となりましたが、周りに配慮すると席に座った状態で傘は広げにくい形でした
基本的にはカッパを持っていくことをおすすめします
有料観覧席専用の飲食店がある
有料観覧席エリアにはそれほど規模は大きくありませんが専用の飲食店(移動販売車形式)が展開します
そのため、飲食物の調達のために広い会場を歩き回る必要がありません
ただし決して安い価格設定ではないので、飲食物はある程度自分でお持ちになることをおすすめします
有料観覧席専用のトイレがある
2023年に家族で行った際にママに最も好評だったのが有料観覧席エリア専用のトイレでした
日本の業者からレンタルした仮設トイレとはなりますが、定期的に業者さんが清掃に入っているように見受けられ、最低限の清潔感は保たれているという風に感じました
フレンドシップデーにおける基地内のトイレ利用は基本的に仮設トイレの利用となりますが、雨が降っていると足元も悪く なり、決して綺麗とは言えない状態となります
その中で小さな子供に付き添ってトイレをさせるのも一苦労です
ある程度は掃除がされているトイレというのは 安心感があります
我が家のママ曰く、「比較的清潔に保たれているトイレならばお金を払ってても利用したい」ということでしたのでご参考までに
記念品がもらえる
チケット購入特典として、1枚に付き1セットの記念品をもらうことができます
詳細は後述します
有料観覧席チケットのデメリット
値段が高い
岩国基地フレンドシップデー自体は無料のイベントとなります。
つまり、特等席で地上走行を含めバッチリ写真を撮りたい!ということでもなければ、高額なチケットを購入しなくてもデモフライトは十分に楽しむことができますので安心してください
エンジンスタートや地上走行のシーンがそれほどクリアに見られなくてもいい or 開門と同時に前方のポジションを確保できる等の場合は、有料観覧席に入らなくても問題ありません
また 有料観覧席でしか売っていないグッズなども特にありませんでした
前の項目で説明したメリットを勘案しても、高額な有料観覧席のチケット代に見合うだけの価値が見いだせない場合はチケットを買う必要はないと思います
有料観覧席チケットの購入でもらえる記念品は? 2023年の例
2023年に有料観覧席チケットと引き換えにもらえたものとしては
- チャレンジコインと呼ばれる記念コイン(飛行部隊が作成するものを真似たもの)
- タオル(スポーツタオルサイズ)
- うちわ
- マップ(会場で無料配布されていたものと同等のもの)
- ドックタグ(入場パスを兼ねる)
- トートバック(一番実用的な品!?)
などがあり、子どもたちにはとても好評でした。
有料観覧席入場時の注意事項
チケットぴあのサイトでアナウンスされている有料観覧席入場時の注意事項は以下のとおりです
- 専用駐車場の設定はなし
- 一般有料席内は三脚、プロ仕様(6インチ又は12.25センチ以上の望遠レンズ付き)カメラの使用は不可
- 写真撮影者用特別有料観覧席は未就学児童は入場不可
その他、岩国基地フレンドシップデー公式サイトによると基地入場に際しての持ち込み禁止物としては以下のとおりとなっていますのでご注意ください(基地入場時に持ち物検査が実施されます)
特にエアバンドレシーバーについては明確に持込み禁止とアナウンスされていますので注意しましょう
大きな荷物の持ち込みは避けてください。バッグや荷物類は警備チェックの対象です。大きな荷物の持ち込みは基地入場の際に警備チェックの手順を遅らせることになります。
- ドローン
- キックボード、ローラーブレード
- ペット(盲導犬、聴導犬、介助犬など体の不自由な方を支援する動物を除く)
- 麻薬、覚せい剤などの禁止薬物、大麻(CBDカンナビジオールも含め)成分を含む製品、薬物を取り扱う一式の用具。
- ナイフ、モデルガン、どのような形であれ武器、兵器となりうるもの
- 銃火器類、花火・爆竹含む火気類、爆発物
- 武器、銃火器などの模造品
- バーベキュー用のグリル
- ガラス製のびん
- 危険物、他人にケガをさせたり危険にさらす恐れのある道具や機器類一切、発火し火事の原因となるもの(個人が携帯する小型のたばこ用ライターは可。)
- アルコール入り飲料
- 最大限伸ばしたときに1.2メートルを超えるセルフィースティック(自撮り棒)
- ワイヤレスあるいは小型の無線機および受信機能のみのレシーバー
- ビーチパラソルのような大きな傘 (個人が手持ちにできるサイズの日傘は可)
- テント全般
2024年フレンドシップデー有料観覧席チケットの情報については以上となります
ここまでお読みいただきありがとうございました。