今回は羽田空港と伊丹空港を往復したら・・・という想定でバーチャルフライトのリサーチを行ってみました
お金や時間がなくても、ここからここまで飛ぶとしたらどんな飛行経路、どんなエアバンド周波数を使うのかを家で調べる筆者独自のエンターテイメント。必要なのはインターネットのみ。
実際のエアバンド周波数や航空路などをできるだけリアルに調べることをモットーとする。
また事前に調べておいてデータにしておくことで、実際に旅行に行く機会があったり、フライトシミュレーターで飛行する際も役立てる事ができる。
航空路の周波数についてはAIS JAPAN で公開されているAIP及びエンルートチャートをもとに推測・構成を行いました
飛行経路についてはAIS JAPAN 内で公表されているAIC「飛行計画経路の変更について」
および
フライトプラン作成支援サイトSimBriefを参照しました
もう少し簡単なガイドがほしいという方は、日本全国の空のおおまかな飛行経路や、窓から見える景色について網羅したガイド本『フライトナビ』がおすすめです。amazonで試し読みができます。
羽田空港(RJTT/HND)→伊丹(RJOO/ITM)
羽田空港は第一ターミナル(JAL側)のゲートを使用
羽田空港の離陸滑走路はRWY05 伊丹空港の着陸滑走路はRWY32Lで想定しました
飛行経路(SID・TR・STARと通過する航空路・ポイント)
RWY 05 【LAXAS3 DEP(LOCUP-TAURA-IMOLA)】 LAXAS Y56(KAGNA-IBENO) TOHME Y54 KOHWA Y546(OHDAI) APGUK【IKOMA EAST ARR】 MIRAI ABENO IKOMA RWY32L
羽田空港を離陸後LAXASまでSID【LAXAS3 DEPARTURE】で上昇 LAXASからAGPUKまでは航空路を飛行 AGPUKからIKOMAまではSTAR【IKOMA EAST ARRIVAL】で飛行 IKOMAから計器進入【ILS RWY 32L APPROACH】を行います
高度
離陸→ FL240 → FL300 → OHDAIを13000ftで通過 → 順次降下→IKOMAを3500ftで通過 →着陸
エアバンドの周波数
羽田空港
東京GND【121.7】
↓
東京GND【118.225】
↓
東京GND 【121.975】
↓
東京TWR【118.725】
↓
東京DEP【126.0】
↓
LAXAS付近でT39【132.1】にコンタクト
エンルート(航空路)
T39(旧:T13 武蔵セクター)【132.1】
↓
IBENO手前辺りで
FL285以上ならT25【133.35】 FL285以下ならT24【125.7】
にコンタクト
↓
OHDAI付近で関西APP【120.45】にコンタクト
伊丹空港
関西APP【120.45】
↓
大阪TWR【118.1】
↓
大阪GND【121.7】
伊丹空港(RJOO/ITM)→羽田空港(RJTT/HND)
伊丹空港の離陸滑走路はRWY32L 羽田空港の着陸滑走路はRWY22で想定しました
飛行経路
RWY32L【 ASUKA4 DEP】【 SHTLE TRNSITION】 SHTLE Y71(GAKKI -SHOOT -ARTIC -SEPNS) XAC 【XAC 2 B ARR】AKSEL LAFIT STING SPARK SHAFT BACON【LDA W RWY22 APC】 RWY22
羽田空港を離陸後LAXASまでSID【 ASUKA4 DEP】【 SHTLE TRNSITION】で上昇 SHTLEからXACまでは航空路を飛行 XACからBACONまではSTAR【XAC 2 B ARR】で飛行 BACONから計器進入【LDA W RWY22 APPROACH】を行います
高度
離陸→ FL160 → FL240 → SPENSをFL220で通過 → BACONを7000ftで通過 → BONDOを5000ftで通過→着陸
エアバンドの周波数
伊丹空港
大阪GND【121.7】
↓
大阪TWR【118.1】
↓
関西DEP【119.5】
↓
ASUKAの手前で東京ACC T26東海セクター【123.9】にコンタクト
エンルート
T26 東海セクター【123.9】
↓
SHTLE付近で
FL285以上ならT25 知多セクター【133.35】 FL285以下ならT24 三河セクター【125.7】
にコンタクト
↓
SHOOT手前でT09 関東南Aセクター 【123.7】にコンタクト
↓
SPENS近辺で東京APP【119.1】にコンタクト
羽田空港
東京APP【119.1】
↓
東京RDR【119.65】
↓
東京TWR【118.575】
↓
東京GND【121.625】
↓
東京GND【121.7】
ゲート到着!お疲れ様でした。
以上で調査を終わります。
エアバンド周波数のセッティングやフライトシミュレータでの飛行の際に参考にしていただけると幸いです。
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