航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が
大阪・関西 万博で展示飛行を行なうことが発表されました。

ブルーインパルスが大阪府内を飛行するのは1990年4月1日の花の万博開幕日以来ですので、実に35年ぶりとなりました
そこで今回は大阪・関西万博の開会式に飛来するブルーインパルスが見られる場所と時間・飛行経路・予行飛行(事前飛行)の予定・駐車場の情報・エアバンド周波数などについてまとめてみます。
可能な限り公表された情報をもとにした記事の作成を心がけておりますが、天候や航空機の機材事情等による直前の計画変更で、記載内容の修正が間に合わない可能性がある旨ご了承ください。
当日お出かけの際は主催者のXや航空自衛隊のXの情報等も併せて確認いただくことをおすすめいたします。
EXPO 2025 大阪・関西万博の開催概要について
EXPO 2025 大阪・関西万博は、1970年の大阪万博以来55年ぶりに大阪で開催される国際博覧会となります。
大阪・関西万博の開催期間は2025年4月13日(日)から2025年10月13日(月)までの184日間
営業時間は午前9時から午後10時までとなっており、夜間の演出も楽しめる予定となっています



大阪万博は約半年間にわたって開催される予定で、この期間中に約2,820万人の来場者が見込まれています
会場となるのは大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)で、東京ドーム約30個分に相当する155ヘクタールの広大な敷地に、世界各国のパビリオンや企業展示などが設置される予定です。
googleマップで万博会場の工事の模様がわかる写真がありましたのでシェアさせていただきます
大阪・関西万博をより深く楽しみたい方にはこちらのガイドブックもおすすめです


ブルーインパルスがイベントで飛行する際、パイロットやスタッフたちがどのような調整や準備、そして操縦を行っているのかに興味がある方にはこちらの本もおすすめです。事前に読んでおくと展示飛行をより深く楽しむ事ができます。


ブルーインパルスの隊員が年間を通して航空祭等で飛行服に着用する2025のツアーワッペン(パッチ)も好評発売中です





私もamazonにて購入しました。左が2024年のツアーワッペン、右が2025年のツアーワッペンです。ブルーインパルスの正式名称である第11飛行隊 30周年記念とTOUR2♡25の刺繍がポイントです。


再び関西に!異例のブルーインパルス 再派遣


ブルーインパルスの大阪・関西万博における本番飛行が中止になったことをうけて、大阪府の吉村洋文知事が4月16日の定例会見で、万博期間中に飛行を実現するよう中谷元・防衛相に求めたことが明らかになりました。
ブルーインパルスのイベントにおける飛行は、通常事前飛行と呼ばれる練習飛行と本番飛行の2回実施されるのが通例です
その場合、予行飛行と本番飛行どちらかもしくは両方が天候不良によりフライトできない場合は、フライトが未実施のまま終了することが多く、再度フライトのための調整が行われるのは異例の事態と言えそうです。



練習飛行の反響と、本番飛行中止の落胆&再度の飛行を要望する声が多く寄せられた結果なのかもしませんね。
ブルーインパルス 3度目の飛行はいつ頃実施されるの?
4月16日付け、産経新聞からの報道によると
3度目のブルーインパルスの飛行候補の時期として以下のポイントが挙げられています



あくまでの一つの案であり、今後の調整次第では異なる条件で日付が選定される可能性がありますのでご注意ください
- 2025年10月13日(月)までの万博期間中
- ブルーインパルスがフライトする他のイベントと重ならない日程
- 晴れやすい時期
- 客足の増加が見込まれる夏休み中
ブルーインパルスの2025年度スケジュールを確認しますと、仮に以上の条件を満たす夏休み期間中の日程で調べますと、該当する期間は以下の通りとなります(あくまでも仮定の話となります)
- 7月は26日に青森県東北町で実施されるイベントのフライト予定があるためそれ以外の週
- 8月は2日に富山県氷見市のイベント、30日と31日は東松島まつりと松島基地航空祭があるためそれ以外の週
- 7月の初旬から中旬は本州における梅雨の終盤時期にあたり晴れやすい時期に該当しないと思われる
- 8月の第2第3第4週はイベントにおけるフライトが予定されていない
- 通常、自衛隊機はお盆休み(8/13~16)とその近辺の時期はフライトしない事が多い
などの条件をふまえるとだいぶ日程が推測できるかもしれませんね。
ご参考にしていただければとおもいます。
大阪・関西万博 ブルーインパルスはいつどこで見られるの?
ブルーインパルスの展示飛行は大阪・関西万博の開幕日にあたる4月13日(日)の正午ごろに予定されています。
また4月10日(木)も予行の展示飛行(事前飛行)が実施されるとのことです
予行飛行は予定通り実施されました



いつものフライトのパターンから考えますと、フライトが行われる場合11時すぎには整備員が機体のチェックをすませ、11時20~30分ころまでにはパイロットが搭乗、エンジンスタートを行い飛行のための準備を整え、11時30~35分頃には地上走行に入るのではないかと予想します。(筆者の予想です)
4月10日(木) 関西空港を11時40分頃に離陸。大阪市内の各ポイントを編隊飛行(航過飛行)したのち、12時から~12時15分頃の約15分間、万博会場上空で演目の展示飛行を実施
予行飛行は予定通り実施されました!
4月13日(日)関西空港を11時40分頃に離陸。大阪市内の各ポイントを編隊飛行(航過飛行)で飛行したのち、12時から~12時15分頃の約15分間、万博会場上空で演目の展示飛行を実施
本番飛行は天候不良により残念がら中止となりました
万博開催期間中に実施する方向で調整中



展示飛行中のブルーインパルスは規定により雲の中を飛行できないため、会場上空に雲が存在する場合は予定経路を変更したり、雲の上を飛行する可能性があります。
航過飛行
- ブルーインパルスがデルタ隊形などの編隊飛行を維持し白いスモークを出しながら飛行すること。
- 原則として1度だけの通過となる。(飛行経路が交差する大阪城上空は2度通過)
演目飛行(編隊連携機動飛行)
- 会場上空を通過する際に、いろいろな種類の編隊飛行を行う
- 空にサクラなどの円を描くなどの飛行も行う(今回は上空に文字を描く可能性あり!?)
- 設定された時間内で何度か会場上空を通過する
ブルーインパルスの飛行場所とアクセス方法について
ブルーインパルスの演目を含めた事前飛行は『夢洲(ゆめしま)』一帯で実施されました。
また、大阪府内のランドマーク上空の航過飛行も実施されました。





演目なしで、ブルーインパルスが編隊を組んで上空を通過する模様が見られればよいという方は通天閣や大阪城、太陽の塔、ひらかたパーク周辺でも楽しむことが出来ました。
なお開会式の開催される4月12日(土)は前述の通り天皇皇后両陛下および政府関係者など要人の往来が予定されており、夢洲の万博会場周辺や高速道路、一般道において厳重な警備や交通規制が実施されます
現時点で確認できる交通規制の予定については大阪府警の公式webで確認することが出来ます(リンク先はこちら)
4月13日の本番飛行は悪天候により中止に
4月13日(日)本番飛行の日について、大阪城のある大阪市中央区の天気については小雨から弱い雨の予報、降水確率は70~80%でした(4/13 9:00の天気予報より)



ブルーインパルスがフライトする際に影響するのは雨の有無もそうですが、雲の高さと地上および上空の見通し状況が影響します。
【飛行に必要な空港の気象状態】
・雲高がBKN(ブロークン)又はOVC(オーバーキャスト)1000フィート以上、かつ地上視程が5km 以上
10日の予行飛行が実施された際は防衛省・自衛隊の公式Xにてフライトの有無の発表がなされました



飛行隊長のフライトに関する判断が、防衛省および航空自衛隊の広報担当官に伝達され、飛行中止か実施かについてXなどのSNSにて発表される流れとなっているようです



お出かけしようか迷われている方は、飛行予定の時間は決まっているので、とりあえずは時間に合わせて観覧予定ポイント付近で(雨をしのぎつつ)待機し、上記のSNSにて中止と判明したらお出かけのプランを変更してショッピングやカフェ等に立ち寄ってから帰るなどしてもいいかもしれませんね。
垂直上昇などを含めたブルーインパルスのフルパフォーマンスをご覧になりたい方は5月25日に開催される美保基地航空祭がおすすめです。梅田駅発の日帰りバスツアーも数社から企画されているようです。パイロットやエンジンスタートの様子を含めて目前で楽しむことが出来ます。


大阪・関西万博のフライトから2週間後となる4月27日には香川県にある善通寺駐屯地の記念行事でもブルーインパルスのフライトが予定されています。1ヶ月以内に近畿から日帰りで向かえる距離圏でブルーインパルスの展示飛行が2度も見られるのは珍しいケースだと思います。お見逃しなく!


ブルーインパルスは4月14日(月)に関西空港から松島基地に帰投
4月13日の本番飛行は残念ながら中止となってしまったブルーインパルス。
4月14日に関西空港から松島基地に帰投しました
- 1番機、2番機、3番機は関西空港を13:35頃離陸
- 4番機、5番機は関西空港を13:56頃離陸
- 6番機、予備機は関西空港を14:00頃離陸しました
- 1番機 江尻隊長(2佐)と青木総括班長(3佐)
- 2番機 松永1尉
- 3番機 松浦1尉
- 4番機 川島3佐と下田1尉
- 5番機 浦3佐
- 6番機 藤井3佐 浅香1尉
- 予備機 佐藤1尉
その後15時前に松島基地に全機無事帰投が完了しています。



展示飛行を実施しない場合(関西空港から松島基地に移動する際)のブルーインパルスは雲の中も飛行可能です。
ブルーインパルスのフライトの支援にあたった整備員や機材は航空自衛隊のC-130輸送機にて4月15日(火)に関西空港から小牧基地経由で松島基地に帰投した模様です
ブルーインパルスを見る際のポイントや穴場ポイントは?
航過飛行を見たい場合
航過飛行と呼ばれる、編隊を組んだ状態で上空を通過する模様をご覧になりたいのであれば、公表された経路上にいれば見ることは出来ます。
ブルーインパルス6機によるデルタローパスの隊形(実際はもう少し機体の間隔が広めです)





ただし、編隊を組んでいたとしても、機体が小さいのでスモークが出ていないと思っていた以上に見つけづらいかもしれません。スピードも早いので音がしたときにはもう頭上を通過し終わっている、なんてことも・・。
したがってスモークを出して飛行する可能性が高い通天閣や大阪城、万博記念公園、ひらかたパークなどのランドマークおよびその周辺エリアで見るのが一番見つけやすく(見やすい)撮影にも適しているということになるかと思います。
飛行はあっという間に通り過ぎてしまうので、防衛省から公表されているブルーインパルスの飛行経路をもとに進入方向を確認しておくようにしましょう
穴場ポイントは?
スモークを出している状態で何度も飛行するパートを見られる場所といえば万博会場のある夢洲周辺となりますが、少し距離があるもののユニバーサル・スタジオ・ジャパンの北側上空方向でも飛行時間帯となる12時から15分間、何度か飛行する様子を見ることができると思います。
演目飛行を見たい場合
4/13(日)に万博会場に入場できる方を除き、一般の方が演目を含めた展示飛行をご覧になりたい場合は万博会場周辺のエリアでブルーインパルスの展示飛行を観覧する形となります。
少しでもブルーインパルスの展示飛行を近くで見たいという方には、万博会場北側の舞洲シーサイドプロムナードや会場南東側のシーサイドコスモ (コスモスクエア海浜緑地)がおすすめポイントとなりそうですが、舞洲の一部施設の駐車場は舞洲万博P&R駐車場として万博来場者の使用が予定されているため、車で向かわれる際は駐車場事情に注意が必要です。
※大阪まいしまシーサイドパークは現在休業中です。



前項でも述べましたが大阪の有名観光スポットであるUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)は万博の会場から4.5kmほど北東に位置しており、タイミングが良ければ、USJからもブルーインパルスが見られると思います




大阪・関西万博 ブルーインパルス 予行飛行の情報は?
4月10日の予行飛行は予定通り実施されました
予行飛行は本番飛行で予定されていた同じ時間帯と経路にて飛行がじっしされました。
関西空港を11時40分頃に離陸後、大阪府内の公表されている地点を航過飛行にて通過
その後、正午頃より大阪・関西万博の会場上空にて展示飛行(演目の飛行)を行いました
予行飛行は基本的にはブルーインパルスのパイロットが地上の地形や、飛行の際の目印を確認する目的でも実施されるため本番飛行ほど大々的にはアナウンスされないという特徴があります。
それゆえ予行飛行が実施されることを知らない人も多いです。
つまり本番飛行よりは若干混雑をさけつつブルーインパルスの飛行を鑑賞することが出来ます



過去のケースで見ますと、航過飛行については本番と予行では同じパターンとなりますが、会場上空での展示飛行は予行と本番で異なる演目で実施される場合もあるようです。
大阪・関西万博 ブルーインパルスの飛行ルートは?
4月2日に大阪・関西万博におけるブルーインパルスの飛行ルート経路が公表されました
またブルーインパルスの離発着には関西空港が使用されるとのことです
図の赤い線が航過飛行の経路。黒い線が演目飛行の経路となります。
演目飛行の黒い線については夢洲会場を通過後、何度か隊形を変化させながら再度会場を通過することを意味します。


作図法が微妙に異なるのか若干ずれがありますが、飛行予定地点のランドマーク地点をグーグルマップで調べてざっくり重ねるとこんな感じになりました


公表された内容をまとめますと、ブルーインパルスは関西・大阪万博の数日前に関西空港に到着して駐機。
4月13日(予行飛行は4月10日)午前11時40分頃に関西空港を離陸
大阪府南部から航過飛行を開始し通天閣→大阪城→太陽の塔→遊園地「ひらかたパーク」の上空を飛行した後、再度大阪城上空を通過、一度南下し右旋回後、南方から万博会場へ
正午から約15分間、万博会場上空で展示飛行の演目を実施し、その後関西空港に着陸する予定とのことです



筆者は航空自衛隊の基地を利用すると予想していましたが、まさかの関西空港が離発着の拠点となるようですね。ブルーインパルスが民間の空港を飛行展示の際の拠点とするのは極めて珍しいケースだと思います。
EXPO 2025 大阪・関西万博 会場などの情報
EXPO 2025 大阪・関西万博では複数のイベント施設が設営されます
それぞれの会場の詳細やイベント情報の詳細については公式webサイトをご確認いただければと思います。
大阪・関西万博をより深く楽しみたい方にはこちらのガイドブックもおすすめです




開催式の模様についてはNHKが中継放送を予定しています。放送時間は13:55~15:15です ※変更の可能性あり
大阪・関西万博 ブルーインパルスの演目は?
ブルーインパルスの実施演目については公表されませんでした。
直近の報道機関のインタビューにて江尻隊長は
「万博のテーマである『いのち』や『未来』、また世界とのつながりといったイメージを取り入れた飛行演目にしたい」と語っていました
式典における定番演目としてはデルタ360°ターンやサクラなどがありますが、伊丹空港や関西空港を発着する民間航空機への影響を考え、15分という限られた時間で実施されるため、どのような演目が選定されるのかに注目が集まりました
ブルーインパルスの演目
- 1️⃣デルタ360° ターン(6機がデルタ隊形を維持したまま360°ターンを行う演目)
- 2️⃣サクラ(6機が会場上空にスモークで丸を描きサクラをイメージした6輪を描く演目)


- 3️⃣レベルキューピッド 2機が水平に♡ハートマークを描く
- 4️⃣720°ターン(1機が水平に8の字を描く)
- 5️⃣チェンジオーバーターン(5機が縦一列で会場上空に進入し一気に大きなデルタ隊形に変化してターンする演目)
- 6️⃣デルタ360° ターン(6機がデルタ隊形を維持したまま360°ターンを行う演目)
- 7️⃣レベルサンライズ(5機がデルタ隊形で会場に進入し、会場上空手前で水平方向に大きく広がる演目)



今から55年前の1970年3月に開催された日本万博博覧会 開会式(大阪)では当時のブルーインパルスの機体であったF-86Fセイバー戦闘機が上空にEXPO’70の文字を描きイベントを盛り上げました。
垂直上昇などを含めたブルーインパルスのフルパフォーマンスをご覧になりたい方は5月25日に開催される美保基地航空祭がおすすめです。梅田駅発の日帰りバスツアーも好評発売中です。




ブルーインパルスは4月9日(水)の午前 関西空港に到着!
ブルーインパルスは大阪・関西万博における展示飛行のため
4月9日の午前7時30分~8時頃にかけて2機+2機+2機+1機(予備機)の4つのグループに分かれて、宮城県にある松島基地を離陸しました。
その後、午前9時過ぎに隊長が操縦する最初の1グループ(1番機と2番機)が編隊を組んだ(横に並んだ)状態で関西空港に着陸。その後、残りの3グループも民間機の間をぬって着陸しました。



宮城県から大阪まで1時間半ほどで移動してきたってことね。さすがの速さだわ!



ブルーインパルスの到着に先立ち4月7日、航空自衛隊のC-130輸送機が松島基地と関西空港間で飛行したようです。ブルーインパルスが関西空港に着陸するのは開港してから初めて。歴史的な出来事と言えるでしょう。そもそも自衛隊機を関西空港で見ることができるのはかなりレアなケースといえそうです(過去に政府専用機等が飛来したことあり)
ブルーインパルスが関西空港に到着した時の模様はMBS NEWSの動画で見ることが出来ます
関西空港に編隊で着陸する模様は必見です!
映像で確認できた範囲ではブルーインパルスは関西空港の貨物機エリア付近に駐機している模様です。
関空展望ホールからは遠い場所になるので望遠鏡などがあったほうがよさそうですね。


別アングルからの映像はコチラです。着陸後最短距離で停止するため機体後部の白いスピードブレーキを立てて着陸していることがわかります。これは他の基地に着陸する際とは異なる珍しい着陸パターンと言えます。限界までスピードを落としつつも、編隊を維持しながら着陸を実施する様はパイロットの操縦技術の高さを物語っているといえそうです。
ブルーインパルス 展示飛行時の交通規制などについて
万博の開催に伴い会場周辺の道路で規制区間の変更や臨時の交通規制が実施されます。
現時点で確認できる高速道路等の交通規制の予定については大阪府警の公式webサイトで確認することが出来ます(リンク先はこちら)
大阪府警から万博会場周辺での交通規制の情報が発表されています





舞洲については道路によって一方通行規制や駐停車禁止の規制が実施されるなど特に注意が必要です。車でお出かけを予定される場合は事前に交通規制情報および渋滞の発生を勘案して早めの移動をこころがけるともに、駐車場や目的地までの道路についてリサーチしておくことをおすすめします。
舞洲で路線バスの運行を行っている北港観光バスからも万博開催直前となる3月1日からのダイヤ変更などの案内が出されています(詳細はこちら)
渋滞や満車などのリスクを回避したい方は、大阪メトロ中央線沿線の手頃な値段のパーキングを利用して電車で会場周辺に向かうのも一つの手です
おすすめの駐車場や予約サービスのリサーチは こちらをクリック
ブルーンパルスの予行飛行や本番当日は飛行の中心となる駅周辺は大変な渋滞が予想されるとともに、周辺駐車場も一杯になる傾向があります。
また警察や駐車監視員による違法駐車の取締が強化されることも予想されます。
そこでおすすめしたいのが駐車場予約のサービスです。



特に会場周辺の駐車場事情に詳しくない方は駐車場を予約・駐車をしてから向かえば、駐車場探しでうろうろせずに済みます。特Pは提携していない駐車場の情報も検索することができます。また無料で使えるお気に入り機能もあるので、お出かけ前の駐車場リサーチにも重宝します。
ブルーインパルスのパイロットはどんな人達?
ブルーインパルスのパイロットは『ドルフィンライダー』
ブルーインパルスの総括や整備を行う要員は『ドルフィンキーパー』の愛称でファンに親しまれています
現在のブルーインパルス率いる第11飛行隊の飛行隊長は
江尻 卓(えじり すぐる)2等空佐 TACネームはEDGE(エッジ)



TAC(タック)ネームとは編隊間で無線でやり取りする際のニックネームです
F-15戦闘機の操縦経歴もあり防衛大50期のエリートで長野県上田高校の出身です
2024年5月からブルーインパルスの飛行隊長を務められています。
万博にゆかりのある3番機のパイロット ジャスティンさん


3番機を担当する松浦翔矢1等空尉、タック(TAC)ネーム ジャスティン(JUSTIN)さんは大阪府吹田市の出身。
関西大阪万博の開催に合うタイミングでブルーインパルスのパイロットを志願したとのことで、気合の入り方が違います。



編隊右側を飛ぶ3番機にも注目ですね。ちなみにジャスティンはジャスティン・ビーバーがルーツとのことです
航空自衛隊の公式サイトにドルフィンライダーやドルフィンキーパーの紹介ページがありますので
気になる方は是非チェックしてみてください。
イカロス出版から発行されている月刊誌 JWings 8月号はブルーインパルス特集です。最新展示課目も網羅した、2024-25年シーズンがわかる大特集号!付録としてブルーの特別動画が楽しめるQRコード付き軍用機カードが付属します。


JAL ANA EXPO 2025 大阪・関西万博の特別塗装機にも注目!
EXPO 2025 大阪・関西万博を記念して、JALおよびANAから特別塗装機が出現しており、こちらにも注目です。
JALから記念塗装機として登場した『JAL ミャクミャクJET』はその名の通り万博の公式キャラクターであるミャクミャクとそれをアレンジしたデザインが特徴となります
さらに、JALとバンダイナムコがコラボした「JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT」の一環として、カンダムとミャクミャクがコラボした「JALガンダムJET」の運航も発表されました(関連記事はこちら)。


- ボーイング737-881 JA58AN フライトレーダー24による現在地情報等はこちらからご覧になれます
- 就航路線は国内線全線
- 運行会社はANAウィングス
- 2025年11月頃まで運航される予定
ANAから登場したEXPO2025 ANA JETは歯磨き粉のアクアフレッシュをイメージさせるデザインで話題になっています


ブルーインパルスの無線交信周波数は?
万博事務局に問い合わせた方が共有してくださった情報によりますと、万博会場へアマチュア無線、特定小電力無線、トランシーバーなどの無線通信機器の使用はできない事となっており、エアバンドレシーバー(無線受信機)も同様に万博会場での使用は不可の扱いとなるとのことですのでご注意ください。
まずは会場周辺空域の管制を担当する関西アプローチやTCAの周波数を中心にチェックしてみることをおすすめします。
また滑走路の離発着時や地上を走行する際はTWRの周波数も要チェックです
今回は民間空港の使用となりますのでVHF周波数を使用する可能性もあります。
離陸後はTWRの周波数にて1番機から2~6番機に対して次の周波数やチャンネルの指示が出される流れとなります。
コールサイン | 周波数 |
---|---|
関西TWR | 118.2 118.05 126.2 236.8 |
関西APP・RDR | 119.75 120.25 120.4 120.45 120.85 121.15 121.2 124.7 124.8 125.0 258.3 261.2 |
関西TCA | 119.025 121.2 125.3 270.8 315.8 |



上記周波数で交信が確認できない場合はUHFエアバンド周波数帯(225.0~400.0MHz)をAMの100KHzステップ(それでも該当がなければ50KHz)でサーチする必要がありそうです。私が会場に向かう際、まずは航空管制用周波数をスキャン、該当がない場合はサーチモードでに切り替えて周波数を探しています。
※ここでは航空管制以外に自衛隊独自で使用されている公表されていない周波数ということで説明しています。日本の電波法においては、自分でサーチして判明した非公開周波数や交信の内容を第三者に漏洩しない限りにおいては、受信する行為に違法性はありません。
IC-R6で周波数サーチをする方法についてはこちらの動画をご覧ください
またエアバンドレシーバーを購入した際に付属しているアンテナでも受信すること自体に問題はないのですが、より高感度に周波数を探りたい場合は第一電波工業(ダイヤモンド)製の『SRH1230』を使用することをおすすめします。





SRH1230はVHFおよびUHFのエアバンド受信に特化してチューニングされ、持ち歩きできるアンテナとしては抜群の受信感度を誇ります。ただ、高い感度を得るためにアンテナが長いのが欠点です。私はバックパックに入れてお出かけして、周囲の状況を見ながら活用しています。
ブルーインパルスのノータムの情報はこちらをクリック
大阪・関西万博開催に伴い、万博会場や大阪府内を飛行する ブルーインパルスのノータムが確認できました。
ノータムとは航空関係者向けの通知情報となります。
経路も飛行時間帯も事前に公表されたとおりとなります。
大阪府内を飛行する分と万博会場上空を飛行する分の2種類が10日(予行日)と13日(本番)の2日分あるようです
9時間足すと日本時間になります ※天候やその他の理由によキャンセルとなる場合があります


070128 RJAAYNYX
(0830/25 NOTAMN
Q)RJJJ/QWALW/IV/M/AW/005/060/3434N13525E019
A)RJBB B)2504100240 C)2504100300
E)AIR DISPLAY :
1.FLT RTE : A LINE CONNECTING THE FLW POINTS
342603N1351358E 341850N1351218E 343909N1353023E
344114N1353133E 344834N1353156E 344822N1353829E
(HANNAN-SHI,SENNAN-SHI,IZUMISANO-SHI,KAIZUKA-SHI
KISHIWADA-SHI,SUITA-SHI,IBARAKI-SHI,TAKATSUKI-SHI
HIRAKATA-SHI,SENNNAN-GUN,SENBOKU-GUN IN OSAKA)
(OVER RJBB)
2.USING ACFT: T4 X 6(MAX)
3.WX COND : VMC ONLY
4.RMK : (1)SOURCE/JSDF-A(RJST)
(2)AIR DISPLAY SUSPENDED WHEN FLYING SAR AND
DOCTOR HEL,ETC
F)500FT AMSL G)6000FT AMSL)
070130 RJAAYNYX
(0831/25 NOTAMN
Q)RJJJ/QWALW/IV/M/AW/000/060/3439N13523E008
A)RJBB B)2504100255 C)2504100320
E)AIR DISPLAY:
1.FLT AREA : WI A RADIUS OF 8NM OF 343851N1352258E
(APRX QTE/030DEG 6.7NM FM RJBB ARP)
(EXC THE AIRSPACE OF RJOO,RJBE CTR AND
RJOO POSITIVE CTL AREA)
(OSAKA-SHI,SAKAI-SHI,TAKAISHI-SHI,IZUMIOTSU-SHI IN
OSAKA,ASHIYA-SHI,NISHINOMIYA-SHI,AMAGASAKI-SHI IN
HYOGO)
2.USING ACFT: T4 X 6(MAX)
3.WX COND: VMC ONLY
4.RMK: (1)SOURCE/JSDF-A(RJST)
(2)AIR DISPLAY SUSPENDED WHEN FLYING SAR AND DOCTOR HEL,ETC
F)SFC G)6000FT AMSL)
070134 RJAAYNYX
(0832/25 NOTAMN
Q)RJJJ/QWALW/IV/M/AW/005/060/3434N13525E019
A)RJBB B)2504130240 C)2504130300
E)AIR DISPLAY :
1.FLT RTE : A LINE CONNECTING THE FLW POINTS
342603N1351358E 341850N1351218E 343909N1353023E
344114N1353133E 344834N1353156E 344822N1353829E
(HANNAN-SHI,SENNAN-SHI,IZUMISANO-SHI,KAIZUKA-SHI
KISHIWADA-SHI,SUITA-SHI,IBARAKI-SHI,TAKATSUKI-SHI
HIRAKATA-SHI,SENNNAN-GUN,SENBOKU-GUN IN OSAKA)
(OVER RJBB)
2.USING ACFT: T4 X 6(MAX)
3.WX COND : VMC ONLY
4.RMK : (1)SOURCE/JSDF-A(RJST)
(2)AIR DISPLAY SUSPENDED WHEN FLYING SAR AND
DOCTOR HEL,ETC
F)500FT AMSL G)6000FT AMSL)
070135 RJAAYNYX
(0833/25 NOTAMN
Q)RJJJ/QWALW/IV/M/AW/000/060/3439N13523E008
A)RJBB B)2504130255 C)2504130320
E)AIR DISPLAY:
1.FLT AREA : WI A RADIUS OF 8NM OF 343851N1352258E
(APRX QTE/030DEG 6.7NM FM RJBB ARP)
(EXC THE AIRSPACE OF RJOO,RJBE CTR AND
RJOO POSITIVE CTL AREA)
(OSAKA-SHI,SAKAI-SHI,TAKAISHI-SHI,IZUMIOTSU-SHI IN
OSAKA,ASHIYA-SHI,NISHINOMIYA-SHI,AMAGASAKI-SHI IN
HYOGO)
2.USING ACFT: T4 X 6(MAX)
3.WX COND: VMC ONLY
4.RMK: (1)SOURCE/JSDF-A(RJST)
(2)AIR DISPLAY SUSPENDED WHEN FLYING SAR AND DOCTOR HEL,ETC
F)SFC G)6000FT AMSL)
記事のまとめ
記事の概要をまとめますと以下のとおりとなります
・ブルーインパルスの展示飛行は4月10日(木)は実施と4月13日(日)は中止となりました
・時期は未定ですが本番飛行の代替として新たに万博期間中の調整されています
・4月10日(木)の予行飛行も4月13日(日)の本番飛行も11時40分頃に関西空港を離陸
・予行飛行および本番飛行は関西空港を離陸後、11時40分から正午にかけて大阪府内を航過飛行
・正午ころから15分間、万博会場周辺で水平系の演目飛行を実施
・観覧は無料です。会場周辺エリアは交通規制や立ち入り制限が実施され注意が必要です
・万博会場以外のおすすめ観覧スポットは南港エリア、シーサイドコスモなどになります
・ブルーインパルスの飛行を間近で見たい方は、早めに観覧スポットに向かうことをおすすめします!
今後も詳細な情報が掴め次第記事を更新します。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。



ブルーインパルスは万博会場上空の飛行から2週間後となる4月27日には香川県善通寺市の上空でも飛行を予定しています。気になる方は是非こちらの記事もごらんください。


垂直上昇なども含めたブルーインパルスのフルパフォーマンスをご覧になりたい方は5月25日に開催される美保基地航空祭がおすすめです。梅田駅発の日帰りバスツアーも発売中です。



