2023年5月19日(金)から5月21(日)まで広島県広島市にあるグランドプリンスホテル広島において『G7広島サミット』が開催されます。
現在のところの報道では以下の首脳が来日を予定しているようです
米国 ジョセフ・R・バイデン大統領
英国 リシ・スナク首相
イタリア ジョルジャ・メローに首相
カナダ ジャスティン・トルドー首相
ドイツ オラフ・ショルツ首相
フランス エマニュエル・マクロン大統領
EU シャルル・ミシェル欧州理事会議長
韓国 ユン・ソンニョル大統領
なお、NHKによる報道では
バイデン大統領は17日(水)に日本へ向けて出発するということです。
ここからは一部私の推測になってしまいますが過去のG7なども参考に注目ポイントについてまとめてみたいと思います。
今回は週末の開催ということもあり、お家で特別機の交信を聴いてみたり、フライトレーダーやツイッターで追跡してみたりすると楽しめそうです。
※この記事はエアフォースワンの飛来前に執筆したものです。飛来した時の模様や帰国時の模様は以下の記事を参照いただけると幸いです。
G7伊勢志摩サミット時の各国首脳の特別機を振り返る
日本で前回行われたG7は2016年5月26日から27日まで開催された伊勢志摩サミットです。
各国首脳が使用した航空機は以下のとおりです
【米国】 バラク・オバマ大統領 エアーフォスワン VC-25A 広島訪問のため岩国基地にも飛来
【英国】 デーヴィッド・キャメロン首相 タイタンエアウィズ社のチャーター便
B757-256 G-ZAPX
【カナダ】 ジャスティン・トルドー首相
カナダ空軍 CC-150(A310)
【イタリア】 マッテオ・レンツィ議長
ACJ319 MM-62209
【ドイツ】 アンゲラ・メルケル首相
ドイツ空軍 A340-300 16+02
【フランス】 フランソワ・オランド大統領
フランス空軍 A330-200 F-RARF
注目される空港・飛行場は?
今回はサミットの会場が広島ということもあり、各国首脳特別機が飛来する空港も注目です
民間空港でいえば広島空港はもちろん、羽田空港・関西空港や中部空港
軍用飛行場で言えば岩国基地・横田基地・嘉手納基地などにも関連機が飛来することが予想されます。
エアフォースワンがどこに飛来するかは不明ですが、バイデン大統領は過去の来日の際、横田基地に飛来していますので同じく米軍基地である岩国基地などは特に注目されます。
→岩国基地に飛来しました
ただし最大限の警戒態勢と規制が敷かれると思いますので、広島空港や岩国基地周辺のスポットも立ち入り禁止になる可能性があり見物の際は注意が必要です。
影のエアフォースワン E-4Bは横田か嘉手納基地に飛来?
米大統領が海外にエアフォースワンで向かう際には必ず随行するE-4Bの動向にも注目です
E-4Bは『ナイトウォッチ』と呼ばれ、B747を改造し特殊な任務を帯びた航空機です。国家の非常事態の際に大統領が搭乗し、指揮をとるための専用機で、充実した通信機能を有します。水面下の潜水艦を含め全地球規模のあらゆる部隊に即座に連絡をとる事が可能です。
いざという時は大統領が最短で搭乗できるよう、目立たず、さりげなく近傍に控えている存在です。(ちなみに緊急時のE-4Bへの移動は特定のビジネスジェットを用いて行うようです)
E-4Bはエアフォースワンとは異なる空港や飛行場に飛来するので、今回は横田基地や嘉手納基地が有力です(ただし広島に比較的近い在韓米軍基地の可能性もあります)
E-4Bの飛来を期待してこれらの基地で待機している航空ファンも多いと思われます。
大統領専用ヘリや特別車輌を運搬する輸送機の存在
エアフォースワンで飛行場に降り立ってから会議会場付近までの移動は大統領専用ヘリを使うことが多いです。
また、地上の移動は米国執行機関(シークレットサービス)の特別警備車輌が担当します。
これらは全てアメリカ本土から輸送されてきます。
今回も輸送や支援を行うヘリや特別警備車輌を米本土から日本に輸送するものと思われます
C-17やC-5輸送機がG7前後に頻繁に横田や岩国基地に飛来し支援にあたることでしょう
これら米軍の輸送機は『REACH』や『TREK』などのコールサインを使用することが多いです
大統領の広島の移動で使用されるヘリコプターは海兵隊のVIP輸送専用機 VH-3D
ツイッターで情報を探していたところ
米本土で大統領が移動する際に使用される『VH-3D』と呼ばれるヘリコプターが2機(159355と159350)
広島を飛行しているのが確認されたようです
大統領来日にあわせて米本土から輸送機で搬送されてきたようです
運用しているのは第1海兵ヘリコプター飛行隊(HMX-1)で
大統領を乗せて飛行する場合は『マリーンワン』のコールサインを使うことが知られています。
フライトレーダー24やツイッターに注目
情報を一番つかみやすいツールとしてフライトレーダー24やツイッターが有力です
日本だけではなく海外のいろいろなマニアが情報を発信していますので、場合よっては来日する前のかなり早い段階から情報を掴めると思います。
またハッシュタグを用いると効率的に情報を探すことができます。私も『#AF1』や『#エアフォースワン』などいろいろなキーワードを駆使して探してみるつもりです。
エアーバンド(航空無線)レシーバーも活用
フライトレーダー24ではエアフォースワンはもとより、その他のVIP機ついても一部フィルターがかかっており、見ることができない機体もあるようです。
しかしエアーバンドは別です。飛来のタイミングを測りながら、広島近辺にお住まいの方は広島空港や岩国基地の周波数をチェックしてみましょう
また、エアフォースワンがどの方角から来るかわかりませんが、仮に太平洋側から飛来するとなると、東日本や西日本にお住まいの方は航空路管制の周波数に注目です。航空路管制は高度が高ければ比較的遠方の航空機の交信も受信することができます。
エアフォースワンは捕まらなくても、珍しいコールサインを聴くことができたり、いろいろと情報がつかめるかもしれません。
週末の休みはツイッターやフライトレーダーを見ながら航空路管制の周波数をチェックしてみたいと思います。
自分の保有する受信機からエアフォースワンのコールサインが聴こえたら・・特に悪いことをしているわけではないのに何故かしてはいけないことをしているような、とてもエキサイティングな体験ができることでしょう。飛行機好きにはとてもコスパの良いエンターテインメントだと思います(笑)
特別機について色々と知りたい方におすすめの本
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日本国政府専用機のすべて イカロスMOOK
民間機や軍用機に関する書籍の出版で有名なイカロス出版の本です
書名には日本国政府専用機とありますが、エアフォースワンと世界の政府専用機という項目もありますので、各国の首脳が用いる専用機について気になる方にもおすすめ
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