2025年3月2日(日)
愛知県小牧市にある航空自衛隊小牧基地にて『令和6年度 小牧基地航空祭(オープンベース)』が開催されます。
(令和6年度=西暦では2025年となっています)
通常航空自衛隊の一般公開イベントは【航空祭】や【エアーフェスタ】などと呼称することが多いのですが、小牧基地では【オープンベース】の通称も使用されます。
航空祭とオープンベースはほぼ同義のイベントとなっています
今回は小牧基地航空祭(オープンベース)の見どころや駐車場の情報、ブルーインパルスの予行飛行やノータムの情報、エアバンドの周波数やお出かけされる際の注意点についてまとめてみました
小牧基地オープンベース(航空祭)の見どころ
航空自衛隊小牧基地は県営名古屋飛行場(名古屋空港)の敷地と隣接していて、4レーターでは『RJNA』で自衛隊と民間機の共用飛行場となっています。
戦闘機部隊の配備はありませんが、名古屋飛行場の敷地に隣接して三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所(小牧南工場)もあり、三菱重工業がメンテナンスを行う戦闘機などが飛行することもあります。
小牧基地には航空自衛隊の航空支援集団隷下の第1航空輸送隊や航空救難団の救難教育飛行隊等が所在しています
また詳細の場所は明かされていませんが、F-35ライトニング ステルス戦闘機の組み立てや整備などを実施する施設であるFACOが所在することでも知られています
- 【第401飛行隊】 C-130H 輸送機及び KC-130空中給油&輸送機
- 【第404飛行隊】 KC-767空中給油&輸送機
小牧基地オープンベースではC-130およびKC-767空中給油&輸送機による迫力のある編隊飛行やダイナミックなフライトを楽しむ事ができます。
KC-767のベースとなっているボーイングB767は民間機で採用している会社も多い大型ジェット旅客機です
航空自衛隊の輸送機が拠点とする飛行場としては小牧基地の他に入間基地(埼玉県)・美保基地(鳥取県)などがあります。
C-130輸送機は世界中の軍で採用されているベストセラー輸送機で愛称『ハーキュリーズ』もしくは『ハーク』などと呼ばれています。(つづりはHERCULESで日本ではヘラクレスの読みのほうが耳馴染みがあります)
C-130は翼の下にMk.32Bと呼ばれる空中給油ポッドを装着すると空中給油機としての使用が可能となっており、UH-60J救難ヘリへの空中給油ミッションなどを行っています
C-130を運用する第401飛行隊は2023年に天馬から獅子にマークが変わったことでも話題になりました
小牧基地航空祭2025 (オープンベース) 注目のプログラムは?
小牧基地航空祭2025 (オープンベース)のプログラムについてはまだ公表されていません。
確認出来次第記事を更新いたします。
参考までに2024年開催時のプログラムとマップを掲載しておきます
【参考用】2024年小牧基地オープンベース開催時のマップ
【参考用】2024年小牧基地オープンベース開催時のプログラム
展示飛行
航空自衛隊小牧基地ならではの飛行展示プログラムについてはまだ公表されていませんが、
例年ですとC-130H戦術輸送機やKC-767空中給油機及び岐阜基地の飛行開発実験団に所属するF-2及びF-15戦闘機が参加することが多いです。
いずれも小牧基地でしか見ることのできない編隊飛行のラインナップになると思われます。
また2024年のオープンベース開催時は13:00~14:30の間、防災・救難ヘリコプターによるデモフライトのプログラムがありました。
岐阜基地の公式ページに戦闘機の飛行に関する情報あり!
小牧基地のオープンベースに参加することがアナウンスされている戦闘機については、岐阜基地所属となることから岐阜基地の公式サイトに戦闘機の飛行に関する情報が公表されていました。
戦闘機のフライト予定が気になる方は岐阜基地の公式webサイトもチェックしておくことをおすすめします。
2025年も開催!?参加型のイベント
2024年のオープンベース開催時には注目イベントとして来場者参加型の企画が3つ用意されていました
- 緊急退避体験 エンジンがついたK/C-130Hに搭乗し地上走行を体験(数量限定の整理券が必要)
- K/C-130Hと綱引き
- ファイブチャレンジ 5つのミッションに挑戦して達成したら記念品がもらえる(数に限りあり)
2025年も同様のイベントが開催されるか注目が集まります
注目の地上展示機
土曜日までに地上展示機として飛来している他基地の所属航空機ですが、岐阜基地のF-15・F-2戦闘機以外にも
・政府専用機(特別航空輸送隊)のB777 ←千歳基地から飛来
・引退までカウントダウンが始まっているC-1輸送機 ←入間基地から飛来
などが過去には飛来しており、2025年の開催時にも外来機の期待されるところです。
外来機の情報については詳細が判明しだい記事を更新いたします。
小牧基地航空祭2025(オープンベース)に関連する予行飛行やノータム(NOTAM)の情報
小牧基地航空祭2025(オープンベース)に関連する予行飛行やノータムの情報についてはまだ確認できておりません。
詳細が判明次第記事を更新いたします。
小牧基地オープンベースでチェックしておきたいエアバンド周波数は?
過去の使用実績では名古屋TWRの118.7と305.7MHzが主用波として使用されることが多いようです
コールサイン | 周波数 |
---|---|
名古屋CLR | 121.75 258.9 |
名古屋GND | 121.7 275.7 |
名古屋TWR | 118.7 236.8 305.7 |
セントレアAPP・DEP | 119.175 121.05 121.225 125.55 227.2 228.4 245.3 |
セントレアTCA | 119.25 121.175 318.0 321.2 |
名古屋GCA | 119.9 120.3 134.1 239.3 270.8 335.6 |
過去の航空祭開催時にはVHFやUHF帯の非公開周波数の使用もあった模様です
小牧基地航空祭2025(オープンベース)へのアクセスや駐車場の情報は?
小牧基地への出入り口について
小牧基地航空祭2025(オープンベース)開催にあたっての出入り口の情報についてはまだ発表がありません。
詳細については判明次第記事を更新いたします。
参考情報として2024年の開催時は小牧基地への出入り口として徒歩及び自転車用として2個所開放されました。
自転車を利用する場合は正門及び大山川門を入ってすぐの場所に設置される駐輪場を利用する形でした(駐輪可能台数に限りあり)
2024年小牧基地航空祭開催時の情報
- 正門 最寄りは名鉄小牧線 牛山駅、もしくは春日井駅
- 大山川門 最寄りは名鉄小牧線 間内駅
シャトルバスを利用する場合
小牧基地航空祭2025(オープンベース)開催にあたってのシャトルバスの情報についてはまだ発表がありません。
2024年に開催された際は小牧基地内へ直行するシャトルバスが名鉄小牧駅から運行され、利用料金は無料でした。
シャトルバス待ちの列でそれなりの時間並ぶ可能性もありますので、それを加味して移動計画を立てることをおすすめします。
2023年は2駅から、2024年は1駅からの運行でしたが、かなりの時間バス待ちをしたとの声も聞かれました。
※2024年は直行シャトルバスの運行は小牧駅1か所のみとなりました
小牧基地航空祭2025(オープンベース) 駐車場の設置はなし?
小牧基地航空祭2025(オープンベース)開催にあたっての駐車場の情報についてはまだ発表がありませんが、過去の実績からみますと基地内および基地周辺に航空祭用の駐車場は設置されないものと思われます。
車でアクセスする場合は、小牧基地の近隣にある駐車場や名鉄小牧線沿線の駐車場を利用し、基地最寄りの駅まで電車で移動する形になります。
注意事項
禁止事項・持ち込み禁止物について
小牧基地航空祭2025(オープンベース)開催にあたっての駐車場の情報についてはまだ発表がありません。
詳細が判明次第記事を更新いたします。
参考までに2024年開催時の情報から一部をピックアップして掲載しておきます。
- 3辺の和が計100cm以上の大型手荷物(バック類、クーラーボックス等)
- テーブル、三脚、脚立(サイズ問わず持ち込み不可)
- 車輪がついた乗り物(スケートボード、ローラースケート、キックボード等)
- アルコール飲料
折りたたみ椅子やレジャーシート、4輪カートなどについては持ち込みが可能でした
また、エアバンドレシーバー等の電波法に抵触しない受信専用無線機もOKでした(イヤホンを忘れないようにしましょう)
エアショーにお出かけする際にオススメの持ち物についてはこちらの記事もご参照ください
小牧基地航空祭2025(オープンベース)についてのまとめは以上になります。
今後あらたな情報が掴めましたら記事を更新していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。