2024年9月8日(日)8:00~16:00の間
青森県三沢市にある航空自衛隊三沢基地にて『三沢基地航空祭2024』が開催されます
三沢基地は自衛隊と米軍及び民間機の共用飛行場で、多種多様な航空機が日常的にフライトを行っており、軍用機に関しては日本でも有数な交通量を誇ります。
そんな三沢基地で行われる航空祭は飛行展示や地上展示が充実しており、山口県にある海兵隊岩国基地のフレンドシップデーとならんで日本国内でも最大規模のエアショーとなります。
2024年は残念ながらブルーインパルスの飛来はありませんが、毎年およそ7万人~9万人が訪れており、地方にある飛行場としては規模の大きなイベントとなります。
アメリカ空軍のステルス戦闘機であるF-22 ラプター デモンストレーションチームが三沢基地航空祭に参加することがチームのSNSで発表されていましたが、その後プログラムから消去されており。キャンセルになった模様です(詳細は後述します)
また、米海軍のP-8A(ポセイドン)対潜哨戒機やEA-18G(グラウラー)電子戦攻撃機は概ね半年毎に米本土からローテーション配備(一時的に日本に配備されること)されており、通常ならアメリカ本土でないと見ることのできない航空機の写真を撮ったり、部隊グッズを入手できる貴重な機会となっています。
今回はそんな三沢基地航空祭について見どころ・駐車場の情報・予行飛行の情報・注意点などについてまとめてみました。
お出かけを検討されている方に役立ていただければ幸いです。
なお徒歩による入場は14:30までとなっています
三沢基地航空祭の公式サイトのリンクはこちら
三沢市観光情報サイト『来て!みさわ』の航空祭特設ページはこちらとなります
入場に際しては身分証明書(パスポート、運転免許証、マイナンバーカード、住基カード等)の提示が必ず求められます(ただし、16歳以下の方は、身分が証明できるものの提示は不要)。また手荷物検査や金属探知機によるボディチェックも実施されます。身分証を所持しない場合や持ち込み禁止物を保有している場合入場を許可されない可能性がありますのでご注意下さい。また、日本又は米国国籍以外の方は、正門からのみ入場可能です
身分証明書は顔写真入りのものを用意しておきましょう。米軍の敷地がある関係で、その他の自衛隊基地イベントに比べるとテロへの警戒も強いです。持ち物についても米兵により、かなり入念にチェックされ、手荷物検査場も混雑する傾向にあります。持ち込み禁止品の所持がないかについて今一度チェックしておくことをおすすめします。
三沢基地の概要
青森県三沢市に所在する三沢基地は
- 航空自衛隊
- アメリカ空軍
- アメリカ海軍
の部隊が主に使用しており、この他に日本航空が札幌・東京・伊丹線を運航しています。
三沢基地航空祭開催にあたり基地の公式Xにてパイロットや整備員たちのかっこいいメッセージが届いています
映像の中にはF-35のパイロットや、PACAF F-16デモンストレーションチームのメンバーに加え、第3航空団 飛行群 北部支援飛行班の女性パイロットの姿も。
当日は天候偵察機のT-4にて登場されるかもしれませんね。
航空自衛隊の部隊
航空自衛隊については北部航空方面隊隷下の第3航空団及び航空総隊直轄の警戒航空管制団と偵察航空隊等が所在します
第3航空団隷下にはカエルのマークがマスコットの第301飛行隊とオジロワシがマスコットの第302飛行隊が所属しF-35Aステルス戦闘機を運用しています。
現在第301飛行隊には大きなカエルがペイントされた特別塗装のF-35Aが登場しており注目を集めています
撮影された方のポストを引用させていただきます
また、警戒航空管制団隷下にはE-2C/D 早期警戒機を運用する第601飛行隊が所属
さらに偵察航空隊は大型の無人偵察機であるRQ-4B グローバル・ホークを運用しています
アメリカ空軍の部隊
アメリカ空軍については第35戦闘航空団(35FW)が所在し、隷下に第13戦闘飛行隊(13FS)『Panthers』と第14飛行隊(14FS)『Samurais』のF-16戦闘機が所属します。
第13飛行隊のF-16は尾翼の上端が赤く パンザーのイラストが描かれています
第14飛行隊のF-16は尾翼の上端が黄色く 兜武者のイラストが描かれています
アメリカ海軍の部隊
三沢基地には海軍の飛行部隊も派遣されています。
具体的には海上の船舶や潜水艦等の哨戒偵察を行う第72任務部隊(CTF-72)が拠点を置き、飛行隊と機体(P-8A)は米本土から6ヶ月のローテーション(交代任務)にて派遣される形を取っています。
CTF-72の飛行部隊は三沢基地や嘉手納基地などを行き来しながら日本周辺海域の哨戒任務を行っています。
アメリカ軍は飛行部隊の再編を発表
米国防総省は2024年7月3日に在日米軍の戦闘機部隊の更新計画を発表しました。
それによりますと現在三沢基地に配備されている第35戦闘航空団のF-16DM/DM戦闘機、36機を48機のステルス戦闘機のF-35Aに交代させるとのことです。
具体的な時期は明らかになっていませんが、三沢基地のF-16戦闘機がそう遠くないうちに見られなくなることを意味します。
今のうちにF-16戦闘機の勇姿を撮影しておいたほうが良さそうですね。PACAF F-16 デモチームの今後も気になるところです
三沢基地航空祭 今年の目玉は?
三沢基地航空祭2024のプログラムが公表されました
アメリカ空軍側のサイトにはデモンストレーションを実施する機体としてもともとF-22およびA-10の記載がありましたが、9月4日に確認したところデモンストレーションの項目からF-22の記載が消えており、デモンストレーションチームによるフライトは中止になった模様です。
もともとの表示↓
最新の表示↓(DEMONSTRATIONSの項目からF-22の記載が消えました)
A-10についてはデモンストレーションチームの公式サイトに三沢基地航空祭参加についての公表はありません。
また飛行展示のスケジュールにも入っていません。
ただし在韓米軍のA-10が6日(金)に三沢基地に飛来したようですので、地上展示が行われた後、帰投の際に簡単なフライトパス(滑走路上を通過する)などが行われる可能性もあります。
また、F-18戦闘機(電子戦機?)やP-8哨戒機等による飛行展示についてもイベントスケジュールに記載はありません。
何よりも気になるのが自衛隊の飛行展示機にRQ-4B:グローバルホーク(無人偵察機)が含まれていることです。
筆者の知る限りでは、これまでRQ-4Bは航空祭において地上展示の機会はあったものの、飛行展示を実施したことは無く、本当にフライトが行われればRQ-4Bによる飛行展示は初めてのこころみとなります。
離発着のみか、フライトパス(滑走路上の通過飛行)など簡易な内容かもしれませんが、無人機のフライトが飛行展示に組み込まれる日が来るだなんて・・・。時代の流れを感じます。
さらには三沢基地に所属する航空自衛隊F-35A戦闘機による展示飛行やアメリカ空軍のF-16戦闘機によるデモンストレーション飛行も注目のプログラムとなっています
特に航空自衛隊が保有する次世代のステルス戦闘機F-35Aについては日本では三沢基地にしか配備されておらず、そのデモンストレーションはまだまだ注目の就きない目玉の一つとなっています。
イベントスケジュールが公表されました
開催目前となる6日金曜日に三沢基地の公式サイトにてイベントのスケジュールが公開されました
登場が期待されていたF-22とA-10の飛行展示はどうやらない模様です。A-10の機体は三沢基地に飛来しているようなので、帰る際に何らかのパフォーマンスを期待しましょう。
またアメリカ軍三沢基地の航空祭案内ページでも同様のプログラムが発表されています。
ちなみに土曜日にはMC-130JコマンドーⅡがパラシュートジャンプの支援を行った模様です
MC-130JコマンドーⅡはパット見は他のC-130Jとは違いがよくわからないかもしれませんが、実は嘉手納基地の第353特殊作戦航空団 第1特殊作戦飛行隊 (353SOW 1SOS)に所属する機体で、特殊部隊(アメリカ空軍特殊作戦コマンド:AFSOC)の輸送機となります。
闇夜に紛れて同じく特殊作戦に従事するH-60などに空中給油などを行う部隊として知られ、注目の存在です
尾翼に描かれたガチョウとS/Dの文字がその証です
航空祭当日のノータム情報
飛行展示のノータムのリサーチも行いましたのであわせて載せておきます
ノータムの有効時間 (日本時間に換算) | 内容 | メモ(筆者の推測含む) | ノータム番号 |
---|---|---|---|
8:00~9:00 | F-35✕4機 F-16✕2機 E-2✕1機 | オープニングフライト | 0867/24 |
8:20~10:35 | RQ-4 グローバルホーク | 離陸 | 0864/24 |
8:30~9:00 | C-130輸送機支援によるパラシュートジャンピング | Wings of Blue | 0875/24 |
9:15~9:30 | F-35戦闘機による飛行展示 | 0868/24 | |
9:30~9:45 | CH-47Jヘリコプターによる飛行展示 | 0865/24 | |
9:45~10:00 | UH-60による飛行展示 | 救難デモ | 0866/24 |
10:05~10:20 | F-2戦闘機による飛行展示 | 0869/24 | |
10:25~10:35 | 2機のF-15戦闘機による飛行展示 | 0871/24 | |
10:40~11:00 | F-16戦闘機による飛行展示 | F-16デモチーム | 0872/24 |
11:10~11:40 | C-130輸送機支援によるパラシュートジャンピング | Wings of Blue(2回目) | 0875/24 |
13:30~13:45 | 2機のF-35戦闘機による飛行展示 | 0873/24 | |
13:35~15:50 | RQ-4 グローバルホーク | 着陸 | 0864/24 |
13:45~14:10 | F-16とF-35の飛行展示 | 日米のコラボフライト | 0874/24 |
三沢基地航空祭会場のマップ
毎回多種多様な航空機が展示されることで有名な三沢基地航空祭の会場案内図も公表されました
三沢基地航空祭に合わせて飛来が確認された部隊
三沢基地航空祭で他にも注目されるのが外来機の存在です。
今年も早速いろいろな航空機がゲストとして飛来している模様。
Xのポストからその一部を引用させていただきます
- A-10攻撃機 在韓米空軍オーサン基地から飛来 航空祭終盤 帰投時のパフォーマンスに機体
- E-3セントリー 米空軍早期警戒管制機 尾翼の『OK』の文字はオクラホマ州ティンカー基地の機体であることを意味します。現在日本の嘉手納基地に配備されています
- U-680A 航空自衛隊飛行検査機 入間基地から飛来
- 銀のC-1 航空自衛隊岐阜基地の飛行開発実験団に所属するレアな機体。引退が噂され三沢基地航空祭への来場は今回が最後かも?
- U-36A 多用途機 海上自衛隊岩国基地所属 護衛艦などの訓練支援を行う 引退が噂され三沢基地航空祭への来場は今回が最後かも?
- F-15J戦闘機 航空自衛隊千歳基地から飛来
- UP-3D 訓練支援機海上自衛隊岩国基地所属 護衛艦などの訓練支援を行う
- MV-22 オスプレイ 陸上自衛隊木更津基地所属
- KC-135R 米空軍 空中給油輸送機
- C-130J 米空軍
- KC-767 航空自衛隊 空中給油&輸送機 小牧基地所属
- U-4 高官輸送機 航空自衛隊入間基地所属
- T-400 輸送訓練機 航空自衛隊浜松基地所属
- C-2 航空自衛隊 輸送機
- U-125A 救難機 航空自衛隊千歳基地所属
- UH-60J 救難機 航空自衛隊千歳基地所属
その他にも飛来
三沢基地航空祭にF-22 ラプターデモチームはくるのか?
F-22 ラプターデモチームSNSの情報ついてはこちらをクリック
嘉手納基地には現在アメリカ本国からF-22ラプター戦闘機やF-16戦闘機などが一時的に派遣されており、それらの戦闘機が航空祭のゲストとして三沢基地に飛来するかどうかに注目が集まります。是非飛来を期待したいですね。
PACAF F-16 DemoTeam(デモンストレーションチーム)
そして三沢基地といえば外せないのがアメリカ太平洋軍(PACAF)が誇るPACAF F-16 DemoTeam迫力のデモ飛行です。
デモ飛行の資格を持つ、イーサン “バンタム” スミス大尉(Capt. Ethan”Bantam” Smith)がパイロットを務めます。
三沢基地は部隊の本拠地ということでデモンストレーションチーム隊員によるファンサービスやチームグッズの販売が毎年ファンの注目を集めています
DemoTeam(デモチーム) のグッズ販売にも期待
前項でも少し述べましたが、毎年三沢基地航空祭ではF-16デモチームのパッチ(ワッペン)やキャップなどの各種グッズ販売が行われます。
デモチームのグッズは通信販売は行っておらず、三沢基地航空祭はチームのグッズを入手できる貴重な機会となります。
あわせてデモチームに機体やスタッフを提供していて三沢基地を拠点とする35FW(第35戦闘航空団)所属の13FS(第13戦闘飛行隊)や14FS(第14戦闘飛行隊)が販売する『侍』や『ブラックパンサー』のパッチも他ではなかなか入手の難しい品であり、要チェックです。
グッズ販売のブースは基本的には駐機場(エプロン)などの航空機展示エリアやF-16戦闘機の近くなどで行われることが多いようですので、そのあたりを中心に探してみましょう。
期間限定 日本にデプロイメント(派遣)中の部隊
期間を限定して米国から日本に来日中の部隊にも注目です。
現在は以下の2つ機種の部隊が半年間のスケジュールで日本に展開中のようです。もし機体が地上展示されていれば部隊のパイロットと写真を撮ったり、部隊のグッズを入手できるチャンスです
P-8A(ポセイドン)
jwingsや航空ファン等の雑誌投稿の情報によりますと、現在日本に派遣されているとみられるのはワシントン州ウィドビーアイランド海軍航空基地に拠点を置くVP-9(Golden Eagles)PDのようですが、その他にVP-10(LD)やVP-4(YD)などのフライトも確認されています
これらの部隊は主に三沢基地や嘉手納基地を往来しながら日本周辺海域の哨戒任務にあたっています。
VAQ-134 EA-18G(グラウラー)
現在三沢に派遣されているEA-18G部隊は神鳥ガルーダがマスコットのVAQ-134(GARUDAS)で拠点はワシントン州ウィドビーアイランド海軍航空基地が拠点。7月から日本に期間展開しています。
持ち込み禁止物品に注意
三沢基地では他の観客への迷惑にならないよう他の基地の航空祭では問題ない物品についても持ち込み禁止となっている場合があります
主な持ち込み禁止品については以下の通りとなっています(詳細は航空祭パンフレットに記載がありますので各自でご確認ください)
- テーブル、レジャーシート(大きさにかかわらず持込不可)
- 三脚(サイズ問わず持ち込み不可)※一脚を除く
- 脚立(サイズ問わず持ち込み不可)
- 3辺の和が計100cm以上の大型手荷物
- 車輪がついた乗り物 ※ベビーカー、車椅子、4輪カートを除く
- 酒類、ガラス瓶の類
特にレジャーシートの持ち込み禁止はなかなか厳しい制限となっていますので注意しましょう。(折りたたみ椅子については3辺の和が計100cmを越えないものであれば持ち込み可)
かわりに100均に売っているような折りたたみ座布団のようなものを持って行ってもいいかもしれません
またアメリカ空軍三沢基地のサイトに持ち込み禁止品と持ち込み可能品の写真がありましたので紹介しておきます
『Prohibited Sample』は直訳すると禁止の例という意味です
Picnic sheet=レジャーシート(大きさにかかわらず持込不可)
『Authorized Sample』は直訳すると許可された例という意味です
mono pod=一脚
※エアバンドの持ち込み禁止の件については後述します
なお、大きな手荷物を含む持込禁止物品をお持ちの場合は、基地メインゲート前のスカイプラザミサワ及び三沢駅(駅前交流プラザ「みーくる」)にて一時預かり場所(有料)がありますのでそちらをご活用ください。
三沢市観光協会では、三沢基地航空祭の入門時に実施される手荷物検査で基地内への持ち込みが禁止されている荷物等をお預かりするために、下記のとおり臨時の手荷物預り所を開設いたします。
【臨時手荷物預かり所】
■三沢駅臨時手荷物預かり所
【日時】9月8日(日) 6:00~17:00
※当日限りの開設、17:00までに荷物の引き取りが可能な方に限る。
【場所】三沢駅前交流プラザ「みーくる」2階 観光案内所前フロア
【料金】1荷物 800円(税込)≪PayPay利用可≫ ※大小に係わらず1つの荷物料金となります。
【運営】一般社団法人三沢市観光協会(観光案内所)TEL0176-27-0337
★貴重品や大切にしている物、壊れやすい物、危険物などの預け入れは不可
■メインゲート付近臨時手荷物預かり所
【日時】9月8日(日) 7:00~17:00
※当日限りの開設となりますので、17:00までに荷物の引き取りが可能な方に限る。
【場所】スカイプラザミサワ
【料金】1荷物 500円~2,000円(税込) ※サイズによって料金が異なります。
【運営】スカイプラザミサワ株式会社 TEL0176-51-1712
航空祭の持ち物や注意事項についてはこちらもご参照ください
三沢基地のエアーバンド周波数
(受信機の航空祭会場への持込みは禁止!)
航空イベントでは有用なツールであるエアバンドレシーバーですがここ最近の三沢基地航空祭の傾向はかわらず2024年も同様に持ち込み禁止と発表がありました。
プログラムの詳細な時間が非公表なのに加え、エアバンドレシーバーも持ち込み禁止という岩国基地フレンドシップデーと同様の対応でなかなかマニア泣かせなレギュレーションですね
ちなみに持ち込み規制品が持ち物検査で見つかると入場拒否の可能性が高いかと思います
エアバンドレシーバーを使用したい場合は基地の外で使用するしかなさそうです。
航空祭当日に基地内にエアバンドを持ち込まないという前提で前日予行フライト時などのために三沢基地の周波数を確認しておきたいという方向けに周波数を記載しておきます
三沢GND | 118.65 275.8 |
三沢TWR | 118.1 125.3 236.6 236.8 315.8 |
三沢APP/RDR | 120.7 125.1 125.15 261.2 317.8 363.8 |
三沢RDR/GCA | 120.1 125.3 134.1 139.4 258.2 261.0 270.8 289.4 335.6 335.8 362.3 |
三沢DEP | 363.0 363.8 |
三沢基地航空祭2024の駐車場は?
2024年の三沢航空祭開催に際しては来場者用の無料駐車場も設置されます。
三沢市観光情報サイトの情報によりますと、駐車場の開場は当日の朝5時30分頃予定されています(前日からの駐車場はできません。)
※事情により開場時間が前後する場合があります。
お車でアクセスする場合は無料駐車場に駐車後、徒歩もしくはシャトルバスで航空祭会場に向かう形となります。
無料シャトルバスを利用する場合は、無料駐車場に一番近い入場ゲート(オカゲート)まで徒歩で移動し、そこから航空祭会場までシャトルバスに乗車します。
シャトルバスの運行は無料駐車場に一番近いゲート(オカゲート)から航空祭会場の間でわれます。
駐車可能台数に限りがありますので、車の利用を考えている方はできるだけ早い時間の到着をおすすめします。
電車で三沢駅向かいそこから徒歩で基地にアクセスする場合
三沢駅から航空祭会場の入場口となりますメインゲートまでは、徒歩で約30分となります。
道幅が狭い箇所もありますので、歩行の際は十分に注意ください。
参考用の経路はこちらから確認できます
三沢基地航空祭 予行飛行や事前飛行の情報は?
航空祭実施の前の週は航空祭に向けたデモフライトの練習が実施されます。
三沢基地航空祭の予行飛行や事前飛行の情報については、航空関係者向けの通知であるノータムでも確認できます
AIS JAPAN にて9月4日17時時点で確認できた情報は以下のとおりです(ノータムの情報に9時間プラスすると日本時間になります)
三沢市から9月3日(火)~9月6日(金)11:50~12:30の間に自衛隊の事前飛行訓練が実施される旨公表されました
また9月5日の15:20~15:50、9月6日の8:00~8:40と15:50~16:10の間にも事前飛行訓練が予定されています
いずれにしても航空祭開催までの間にも航空祭の事前訓練が散発的に実施されることになりそうです。
※ノータム情報は天候など諸事情により変更、もしくは中止になる恐れがありますので、お出かけを予定されている方は各自で最新の情報をご確認ください。
9/7実施されるフライトで確認できるノータムは今のところ10:45~11:45の間にC-130支援により行われるパラシュートジャンプのみとなっています
9/2~9/7のノータム情報(日本時間の9月6日8:00時点で確認できた内容 終了分も掲載しています)
↓C-130により支援されるパラシュートジャンプ
8/24~8/30
8/21~8/24
携帯電話のつながりが悪くなる!?
三沢基地航空祭の公式サイトには以下のような記載が
※当日、通信回線が大変混雑することが予想されます。ライブ配信等は通信回線混雑の原因となるため行わないようお願いいたします。
さらにNTTdocomoとauのサイトには対策強化イベントととして三沢基地航空祭の表記が
これは航空祭当日にスマホや携帯電話のつながりが悪くなる可能性があることを意味します。
ネットサーフィンや通話が繋がりにくくなったり、極端に速度がおそくなったりするおそれがありますので、必要な情報はあらかじめダウンロードするか、いざという時のために待ち合わせの場所を決めておくなどをしておくと安心です。
三沢基地航空祭のツアー
複数のツアー会社より三沢基地航空祭に参加する日帰り、もしくは宿泊付きツアーが企画されています。
そのうちいくつかをご紹介します。
航空祭ツアーと言えば読売旅行というぐらい航空祭のツアー企画に定評がある会社です
東京・名古屋・大阪・京都発の1泊2日のツアーおよび、青森・函館・仙台・岩手・秋田エリアからの日帰りツアーが予定されています
旅っくすはT-LIFEホールディングスが運営する旅行会社で毎年航空祭参加するツアーを複数企画しており、定評があります。
関東エリアから飛行機や新幹線で出発する1泊2日のツアーが企画されており、三沢航空科学館の見学も予定されています。
- 羽田発(飛行機利用)コース番号 11-1041-000018
- 東京、上野、大宮発(新幹線利用 八戸泊)コース番号 11-1031-000237 11-1031-000151
- 東京、上野、大宮発(新幹線利用 青森泊)コース番号 11-1031-000144
- 新白河、郡山、福島発(新幹線利用 八戸泊)コース番号 11-1031-000231
ブルーストークも毎年三沢基地航空祭に参加するツアーを企画しており、航空ファンの愛用者も多いツアー会社です。
東京から出発する1泊2日のツアーおよび関東発のバスツアーが企画されています。
※バスツアーは満席になったようです
三沢基地航空祭2024のまとめは以上となります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。