航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が、秋田県能代市の能代港大森埠頭用地で行われる『第30回 のしろみなと祭り2024 』で展示飛行を行なうことが決まりました。
今回はのしろみなと祭り2024でブルーインパルスが見られる場所と時間・予行飛行(事前飛行)の予定・エアバンド周波数などについてまとめてみます。
のしろみなと祭り2024で実施されるイベントやブルーインパルスの飛行に関する情報は以下のサイトでも確認することができます
当日の飛行に関する情報は能代商工会議所 青年部(YEG)のFacebookページおよびインスタグラムでも発信される予定です
のしろみなと祭り ブルーインパルスの飛行予定日時は?
イベントは7月6日(土)と7月7日(日)の2日間開催されますが、ブルーインパルスが飛来するのは7月5日(金)と7月6日(土)となります
※天候など諸事情によりフライト時間の変更や中止となる可能性があります
ブルーインパルスのフライト以外にも、小さなお子様でも楽しめるプログラムがいろいろ予定されているようです。
どこに行けばブルーインパルスを見られるの?
第30回 のしろみなと祭りは能代港大森埠頭用地で開催されます
また6日にはブルーインパルス隊員によるサイン会や写真撮影会も実施される予定です
その他にも両日開催されるプログラムとしては以下のものが予定されています
- 海上自衛隊護衛艦「はまぎり」一般公開(9:00~16:30) 詳細はこちら
- 国土交通省あきかぜ洋上見学
※乗船できるのは、事前募集に応募のうえ、当選された方のみとなります。 - 自衛隊グッズ販売
- キッチンカー大集合!県内約30台
- おいしいものいっぱい!屋台村
- ぬりえ展示【能代山本幼稚園保育園】
のしろみなと祭り ブルーインパルスの飛行ルートは?
のしろみなと祭りで展示飛行を行うブルーインパルスの離発着基地については松島基地が利用されるようです
松島基地から能代港への飛行時間は概ね30分ほどとなります。
能代市の公式サイトの情報によると展示飛行実施区域となる能代港湾区域上空のフライトに加え、展示飛行区域までの往路では、二ツ井地域の上空を飛行通過する場合があります
のしろみなと祭り ブルーインパルスの予行飛行やノータムの情報は?
ブルーインパルスのフライトに関するノータムが発表されました
予行飛行となる7月5日(金)については13:50~14:20と15:20~15:50のフライトに関する計2つのノータム 中止となりました
本番飛行となる7月6日(土)については11:30~12:00 13:50~14:20 15:20~15:50 のフライトに関する計3つのノータムが出されています
飛行時間が複数あるのは天候不良等に備えた代替の時間が設定されているためです
いずれにしても飛行条件に問題がなければフライト回数は7月5日(金)に1回、7月6日(土)に1回ということになります
飛行時間以外は同じ内容のものとなりますので、ここではそれぞれの日付のノータムを1つずつご紹介します
※ノータムの日時は協定世界時となっており、9時間足すと日本時間になります。天候など諸事情により飛行直前にノータムの内容が変更されたり、キャンセルとなる場合があります。
280713 RJAAYNYX
(5238/24 NOTAMN
Q)RJJJ/QWALW/IV/M/W/010/100/4013N14000E009
A)RJJJ B)2407050450 C)2407050520
E)AIR DISPLAY :
1.FLT AREA : WI A RADIUS OF 15KM OF 401232N1395953E
(NOSHIRO-SHI,MINAMIAKITA-GUN,YAMAMOTO-GUN IN AKITA)
2.USING ACFT: T4 X 6
3.WX COND : VMC ONLY
4.RMK : SOURCE/JSDF-A(RJST)
F)1000FT AMSL G)10000FT AMSL)
280718 RJAAYNYX
(5240/24 NOTAMN
Q)RJJJ/QWALW/IV/M/W/010/100/4013N14000E009
A)RJJJ B)2407060230 C)2407060300
E)AIR DISPLAY :
1.FLT AREA : WI A RADIUS OF 15KM OF 401232N1395953E
(NOSHIRO-SHI,MINAMIAKITA-GUN,YAMAMOTO-GUN IN AKITA)
2.USING ACFT: T4 X 6
3.WX COND : VMC ONLY
4.RMK : SOURCE/JSDF-A(RJST)
F)1000FT AMSL G)10000FT AMSL)
ノータムの情報をもとに描写した飛行エリアは以下のとおりです
ブルーインパルスの展示飛行は能代港大森埠頭用地を中心とした半径15kmのエリアで実施される予定です
駐車場が設置されます(満車に注意)
のしろみなと祭り2024では、来場者の普通車両用無料駐車場が2000台設置されます
ブルーインパルスの展示飛行がある今年は2万人以上の来場者が見込まれており、満車になることも予想されます。
車でおでかけを予定されている方は早めの行動をおすすめします
6月6日(土)ブルーインパルスのフライトあり
普通車両用無料駐車場が2000台分の設置されるのに加え、下浜ふ頭からシャトルバスも運行されます
会場付近では車両通行止め区間が設定されますので注意が必要です
シャトルバス乗り場は能代消防署 西消防出張所の近くに設定されます
6月7日(日)ブルーインパルスのフライトなし
無料駐車場2000台に加えて、有料駐車場も1000台分設置されますが、シャトルバスの運行はありません
ブルーインパルスのパイロットはどんな人達?
ブルーインパルスのパイロットは『ドルフィンライダー』
ブルーインパルスの総括や整備を行う要員は『ドルフィンキーパー』の愛称でファンに親しまれています
現在のブルーインパルス率いる第11飛行隊の飛行隊長は
江尻 卓(えじり すぐる)2等空佐 TACネームはEDGE(エッジ)
F-15戦闘機の操縦経歴もあり防衛大50期のエリートで長野県上田高校の出身です
2024年5月からブルーインパルスの飛行隊長を務められています。
こちらの映像で江尻隊長がインタビューに応じています。ちょっとお茶目なシーンも・・。
また4番機の手島孝1等空尉のラストフライトの模様も収録されています。
航空自衛隊の公式サイトにドルフィンライダーやドルフィンキーパーの紹介ページがありますので
気になる方は是非チェックしてみてください。
イカロス出版から発行されている月刊誌 JWings 8月号はブルーインパルス特集です。最新展示課目も網羅した、2024-25年シーズンがわかる大特集号!付録としてブルーの特別動画が楽しめるQRコード付き軍用機カードが付属します。
パイロットやチームについてより詳しく知りたい方にはこちらのガイドブックもオススメです。ブルーインパルスの公式パンフレットの撮影も担当する黒澤英介カメラマンによるカットも収録されています、
ブルーインパルスのおすすめグッズ
ちなみに上記の映像の中でブルーインパルスのパイロットが右肩につけていて、藤の花をイメージした刺繍が印象的な2024年のツアーワッペンはこちらで購入することができます。
別売のワッペンホルダーを使えば気軽に手持ちのトートバックなどのアクセサリーとしても使うことができます。
※ワッペンホルダーを使用する際はベルクロ(マジックテープ)ありのワッペンを購入しましょう
また、ステッカーはワッペンよりも安価なので、記念品として気軽に購入できるのが魅力です。プレゼントやちょっとしたお土産にも最適です。
ここに紹介した商品以外にもブルーインパルスのグッズをいろいろとご覧になりたい方は、ブルーインパルスグッズや自衛隊グッズの品揃えが豊富な【ブルーポート】さんと【ウィングレット】さんがおすすめです
ブルーインパルスのエアバンド周波数は?
飛行場以外のイベントとなりますので、最初からUHFエアバンド周波数帯(225.0~400.0MHz)をAMの100KHzステップでサーチする必要がありそうです。近くを飛行していると以外にあっさり見つかったりします。
交信を探すタイミングとしては、ブルーインパルスが基地を離陸してから会場に到達する前のタイミングが最も交信のやりとりが多いので、そのあたりを狙ってサーチしてみましょう
ブルーインパルスと同じ『ブルー』がつく青い航空機を使用するアクロバット飛行チームとして、アメリカ海軍が運営する世界最高峰のアクロバット飛行チーム『ブルーエンジェルス』をご存知ですか?
ブルーエンジェルズは、アメリカ海軍所属のアクロバット飛行隊で、フロリダ州のペンサコーラ海軍航空ステーションを本拠地にしています。
このほどamazonプライムビデオにてそんなブルーエンジェルスの世界に肉薄するドキュメンタリー映画『ブルーエンジェルズ(THE BLUE ANGELS)』が公開されました。あの『トップガン マーベリック』でハングマン役を演じたグレン・パウエルと『スター・ウォーズ』『スター・トレック』シリーズのJ・J・エイブラムスが製作を務める注目の1作です。
見てもらえればわかりますが『とにかく近い』というか『いやいや近すぎでしょw』といった映像のオンパレードです
CG無しの実写の作品となっています。映画の紹介VTRにも写っていますが、ヘリコプターが極限まで接近しての空撮に挑戦しています。というかこちらも近づきすぎです・・・。
何より驚愕なのはこの世界最高レベルのスリリングなパフォーマンスを映画撮影のためだけに行っているわけではなく、年間70回以上、全米各地の航空ショーで実施しているという事実です。
映像を通して感じるアメリカ軍のパワーとスケールの大きさにはただただ圧倒されます。
すでにamazonプライム会員の方でしたら追加料金無しで楽しむことができますので、見なきゃ絶対損ですよ!是非一度ご覧ください。日本語字幕対応です。
のしろみなと祭りの飛行の概要については以上になります
今後新たな情報を入手できましたら、随時記事を更新していきます!
ここまでお読みいただきありがとうございました。